世話役:長谷、柴岡、粕渕、国領、若林(支援)

第19回学友会「ウォーキング&小旅行」参加の皆さん

今年も秋晴れの素晴らしいお天気に恵まれ、第19回学友会「ウォーキング&小旅行」同好会【米原市】青岸寺~清瀧寺徳源院 が開催されました。

開催日:2025年11月7日(金)

行 先:①青岸寺【国指定名勝青岸寺庭園】

②醒井木彫美術館

③本陣樋口山(日本料理:昼食)

④清瀧寺徳源院 

参加者:15名(男性8名、女性7名)

行 程:JR米原駅(9.50集合)~[乗用車に分乗]~青岸寺前駐車場→青岸寺山門より、寺内へ~[乗用車に分乗]~醒井木彫美術館→本陣樋口山(昼食)~[乗用車に分乗]~清瀧寺徳源院→現地解散~[乗用車に分乗]~
JR米原駅(15.50頃帰着)

青岸寺参拝・本堂他庭園鑑賞

青岸寺は米原駅より直ぐ近くに位置し、建物内は現代風に整備され、新しい観光施設のような風情で、庭園も広く、美しく整備されていました。今回の参加者には初めて訪れる方が多く、皆さん一応に感心されていました。

醒井木彫美術館

 青岸寺より、再び乗用車に分乗して国道21号線を経由し醒井の街へ、駐車場確保に一寸苦労しました。

 醒井木彫美術館は館主「岩嵜正一(醒井在住)」の思いで、平成14年10月に完成した、比較的新しい美術館で、先輩彫刻家の常設室を備えた、他に例のない木彫り美術館とのことでした。木彫りと言えば、つい神社・仏閣の建築彫刻が思い浮かびますが、ここでは、新しい感覚の仏像や置物が多数展示されていて、館内案内の説明を聞いて、それぞれ展示品を見て回りました。

本陣樋口山(日本料理:昼食)

 木彫り美術館の直ぐ近くに、今日の食事処「本陣樋口山」がありました。歴史あるような長い廊下の奥に明るい和室があり、今風にテーブル椅子の部屋で、学友会奥会長の乾杯の挨拶のもと、お楽しみの昼食が始まりました。

食事に先立ち「本陣樋口山」の主人より、中山道の醒井宿での、本陣・脇本陣の江戸時代から今日に及ぶ歴史が説明され、皆さん興味深く聞いておられました。

料理の中でも鱒の塩焼きは絶品で、これほど香ばしく柔らかく焼き上げるには、相当の年季が必要だと想像されます。お天気も良く部屋も暖かく、美味しい料理とお酒も少し頂き、和やかな雰囲気のなか、ゆっくりと時間が流れて行きました。

清瀧寺徳源院

 「本陣樋口山」の昼食を終えて、再び乗用車に分乗し、国道21号線を一路東へ、本日の最後の訪問先「清瀧寺徳源院」へ向かいました。ここでの駐車場は、予め世話役がお願いしていたようで、ガードを移動し寺院近くの駐車場まで入ることができました。

 「清瀧寺徳源院」は、京極家の菩提寺で、春は素晴らしい枝垂れ桜の道誉桜を中心とした、さくらの名所になり、秋は小堀遠州の作と言われている、池泉回遊式庭園の紅葉が素晴らしく、庭全体が紅葉の赤い絨毯に染まることで知られています。ただ、この日は紅葉にはまだ一寸時間が足りなく残念でした。

 お寺に上がってお茶をご馳走になり、住職から庭や位牌堂や、京極家の家系について詳しく説明がありました。中でも‘おおきな幽霊の掛け図’があり、何故か消息をご存知の方には、人気があったようです。

この日は暖かく、絶好のお出かけ日和の中での開催でしたが、さすがに「清瀧寺徳源院」の訪問を終える頃には、お寺が山影のこともあり、辺りの気温がだいぶ冷えて来ました。参加者一同は駐車場まで引き返し、今日一日の労をねぎらい、次回の「ウォーキング&小旅行」同好会を楽しみに解散しました。