2019年11月30日(土)、第12回「工学部学友会」フォト(史跡・庭園巡り)同好会を開催しました。今回、12名参加の予定でしたが、急遽1名不参加になり11名で行いました。今シーズン一番の朝の冷え込みでしたが、天候に恵まれて日中には寒さも和らぎ、晩秋の修学院離宮の参観と風景写真の鑑賞をしてきました。
当日の参観受付が10時40分から始まり終わった後、11時より参観者約40名が男性ガイドさんから簡単な概要と注意点の説明を受け、下離宮、中離宮、上離宮の順に約80分かけて案内していただきました。
この修学院離宮は、比叡山の麓、東山連峰の山裾に造られ、上・中・下の三つの離宮(御茶屋)からなり、上離宮背後の山、借景となる山林、それに三つの離宮を連絡する松並木の道と両側に広がる田畑で構成され、総面積54万5千㎡を超える雄大な離宮となっています。
下離宮や中離宮は各御茶屋と、その南側には庭園もありそれぞれ趣きがあってよかったと思います。上離宮は修学院離宮の本領で、谷川をせき止め浴龍池という大きな池を中心にした回遊式庭園となっていて小高い隣雲亭から見る庭園風景は素晴らしいものでした。また、松並木から見る上離宮や背後の山林の紅葉風景も見応えのあるものでした。
今回、木々の紅葉、落葉した赤黄橙色の絨毯を敷き詰めたような景色など、皆さんと一緒に離宮内の晩秋を楽しむことが出来てよかったと思います。
昼食は徒歩約5分にある「カフェ・ルアナ」で、ランチ(煮込みハンバーグ、又はやわらかチキンで各サラダ、コーヒー&紅茶付きで税込み1,200円)を美味しくいただきました。
午後は、当初市バスで祇園に行く予定でしたが、この時間帯は道路が込み時間がかかる?ので電車がよいのではとのカフェの人から提案があり、皆さんの同意を得て叡山電鉄「修学院」⇒出町柳駅で京阪に乗換え「祇園四条」で下車⇒「ぎゃらりい西利」に行きました。
この3・4Fで開催しているフォト禅の第37回写真展「四季有情」では、会員26名の風景写真が約62点展示され、素晴らしい力作の数々を鑑賞することが出来ました。最後、この西利2Fの喫茶で休憩し雑談後、午後4時頃に現地解散しました。
※ 世話役(報告):山添栄造・谷川 忠、写真:国領輝朝・松下欣市、広岡秀樹
< 修学院離宮の写真集>