◆内 容: 今年の同好会行事も、前後の好天気にくらべお天気が突然乱気流に遭遇したようなあいにくの雨天となりました。
当日JR彦根駅に急遽欠席になった一人を除いて12名が集合し、いわな屋さん迎えのマイクロバスで、多賀町は大杉村の‘いわな屋’さんへ移動するも、途中雨降り止まず好天気なれば新緑の山間に感動的な風景が広がっているものを残念至極だ。
道路は途中から一般車の入れない林道になっていて、滋賀に残された数少ない秘境気分の漂う谷間の‘いわな屋’さんに到着。
このお店は50歳でリタイヤ(元は大工さん)したご主人が、一人で周囲の山から間伐材をとり集め建築したとのことだ、20畳余りの座敷の他に舞台を想像させる立派な‘納涼床’があって、お天気が良ければこの舞台の上で昼食の予定だったのだが...当日は記念写真のみとなった。
‘いわな屋’さんは一日一組のお客さんのみで完全予約制になっている中で、昼食は都会では味わえない清流の王様といわれる、珍しい‘いわな’を中心とした料理に、うなぎのバ-ベキュ-やぼたん小鍋など盛り沢山で、参加者一同で時間を忘れおおい食べまくり、喋りまくって盛り上がりました。
14.30過ぎにまだ周囲の探索に未練がある人達を乗せて、再びマイクロバスで多賀大社に移動。
多賀大社の前で記念写真のシャッタ-を、お土産屋さんのお姉さんに押して貰ったのが縁で帰りは沢山の‘糸切り餅’を皆さんそのお店でお買い求めになりました。
多賀大社の拝殿にお参りのあとは、全員の方が初めてだと言われる‘庭園拝観 ’に入り立派な建物の内部やお庭の鑑賞に浸りました。お多賀さんは絵馬通りがあるように、建物の中には日本を代表するような有名人の絵馬が沢山飾られていました。
社を出て多賀の町並み(ここも雨が無かったら古い町並みの観光を堪能出来たものを)を歩きながら、近江鉄道の多賀駅に到着。
ここから、元彦根口にあった県立滋賀短期大学の通学気分を味わうべく、わざわざ近江鉄道でJR彦根まで乗車した。何十年振りかに乗った近江鉄道は木造の車両ではなくシ-トも布でクッションも良かったが、何故か振動と音は昔と変わりなく、しばし郷愁に浸りかけたのだが何とその乗車時間の短かったこと、昔はもっと長くかんじたのだがねぇ...
そう言えば当時国鉄にはディ-ゼル汽機関車で客車を引っ張っていた列車もありました。
JR彦根駅には解散予定時間より少し早く到着したので、すぐ発車の新快速に間に合い皆さんバタバタと乗り込みました。
今回の行事の道中は雨が多かったが、それゆえに参加者の気持ちが一つになり楽しい一日を送る事が出来ました、次回もまた良い計画をとの多くの声が出ている中で、今年の日帰り小旅行を終えました。
(写真は杉本副会長より提供 )
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