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第9回「奥びわこドライブと賤ヶ岳ウォーク」
報告(世話人):國領朝輝(M36)
写真提供:山添栄造(M37)
開催日: 2013 年5 月10 日(金)JR 米原駅東出口バス乗り場AM9 時30 分集合  ※開催案内のチラシ⇒
コース: 移動は貸切バス(中型)を利用
JR 米原駅→賤ヶ岳到着~(リフト)~山頂(展望案内)~(リフト)~賤ヶ岳出発→つづら尾崎展望台→国民宿舎・つづらお荘(昼食)→渡岸寺観音堂・歴史民俗資料館→醒ヶ井水の駅→JR 米原駅
参加者: 20名
内 容:
工学部学友会の第9 回「ウォーキング&小旅行」同好会は、昨年の奈良探索から再び行き先を滋賀に戻して、例年通り5 月10 日に「奥びわこドライブと賤ヶ岳ウォーク」を楽しみました。
 集合場所のJR 米原駅西出口(びわこ側)は、近年米原駅の大掛かりな改装や、駅周辺の再開発で、バスが停車出来ない事態となって、急遽東出口に変更したため西出口で待っておられた方もあり、全員(総勢20 名、内女性6 名)集合にしばし手間取りました。
 当日は曇りで、またもやお天気が心配されるなか、AM9:30 JR 米原駅を出発し、一路目的地の一つ賤ヶ岳へ向かい、賤ヶ岳の駐車場では本日のガイドをお願いした、奥びわこ観光協会のボランティアガイド山田哲さんが待っておられました。  戴いた名刺によるとこの方は、滋賀調理短大の講師でもあり、長浜史学会会長をされている異色のガイドさんでした。
  ガイドさんの紹介と挨拶を終えると、賤ケ岳リフト乗り場まで少し急な坂道を登り、早くも息切れしている方があったとか・・・。
左から賤ヶ岳の駐車場でガイドさんの紹介と挨拶、リフトに乗る皆さん、群生する薄紫色のジャガ(射干)が満開
<左から賤ヶ岳の駐車場でガイドさんの紹介と挨拶、リフトに乗る皆さん、群生する薄紫色のジャガ(射干)が満開>
リフトで山上駅に次々と到着する皆さん
<リフトで山上駅に次々と到着する皆さん>
 
 リフトの山上駅から、奥びわこや余呉湖が一望できる展望台まで、山道を約300 m登って行ったが、ここで息切れ第2弾?となり同行者の高齢化と普段の運動不足が気掛かりとなってきました。
 展望台では、余呉湖の眺めを見降ろしながら、ガイドの山田さんより柴田勝家と秀吉による、ご存知『賤ヶ岳7本槍』について、秀吉は機動力で天下を制したとか、槍が7本しかなくて、刀が2 本だったとか、面白おかしく楽しい説明を聞くことが出来ました。
左から山頂にある彫像「戦いのあと」、眼下に余呉湖、ガイドさんから詳しく説明を熱心に聞く皆さん
<左から山頂にある彫像「戦いのあと」、眼下に余呉湖、ガイドさんから詳しく説明を熱心に聞く皆さん>
 
 賤ヶ岳を降りて再びバスで、下見の時は雪で道路閉鎖になっていた奥びわこパークウェイをのぼり『つづら尾崎展望台』へ、北側から見るびわこが最も美しいと言われる眺めを満喫しました。
つづら尾崎で記念写真
<つづら尾崎で記念写真>
※画像クリックで拡大表示します。
北側から見た奥びわこと恐竜像
<北側から見た奥びわこと恐竜像>
 展望台からもと来た道を引き返し、お待ちかねの昼食どころ「国民宿舎つづらお荘」へ到着です。お昼は湖国の食材を使ったミニ会席、立入会長のご挨拶で始まり、奥村顧問の乾杯の音頭で楽しく懇談をしながら、美味しい食事にしばし和やかなる時間が過ぎて行きました。 今年は時間の都合で恒例の参加者全員による一口スピーチは省略されたが、世話人より初参加の若林ご夫妻が紹介されました。 
「国民宿舎つづらお荘」での記念写真
<「国民宿舎つづらお荘」での記念写真>
※画像クリックで拡大表示します。
立入会長の挨拶、奥村顧問の挨拶(乾杯)
<立入会長の挨拶、奥村顧問の挨拶(乾杯)>
 
 お昼からは、心配されていた雨が小雨ながら降り始めて来ても、皆さんお元気で次の目的地である「渡岸寺(向源寺)」へ向かいました。
  お寺では『国宝十一面観音』さまについて、丁寧な説明を聞く事が出来ました。 観音像の頭上に十一面の小面が彫られていて、それぞれの小面についての説明があり、腰をわずかにひねるかのような豊麗な姿態に、官能的な量感を感じさせ、両耳たぶには大きなイヤリング(耳璫:じとう)をつけているなど、果たしてこの観音さまは男性か女性か・・・などと参拝客にユーモアを交える巧みな説明に、一同しばし聞きこんだものです。
 ご詠歌は 〔 みなの人 迷いの海は 深くとも(のり)の船にて 渡す岸寺
左から渡岸寺観音堂(向源寺)、本堂、観音の里「歴史民俗資料館」
<左から渡岸寺観音堂(向源寺)、本堂、観音の里「歴史民俗資料館」>
  
渡岸寺の直ぐ近くに、高月町立観音の里「歴史民俗資料館」があり、ここに入る頃から雨が少し多くなって来たので、早々にバスに乗り引き上げることにしました。  帰途の途中に醒ヶ井の水の駅に立ち寄り、めいめいお土産などを購入して無事に今日一日のイベントを終えました。
バスに乗り込む皆さん、バスに乗車の皆さん
<バスに乗り込む皆さん、バスに乗車の皆さん>
 今回の「ウォーキング&小旅行」同好会も午後から雨に出あってしまったが、それほどに激しい降りにはならず何とか無事に出発点のJR 米原駅に戻れました。
 来年は「ウォーキング&小旅行」実施10 周年に当り、1 つの区切りとして1 泊旅行を計画したいと思っていますが、今回も直前になって同行出来なかった方もおられ、高齢化と体調不良が行事遂行上の問題となりつつあります。
 普段からの健康維持にますますご配慮頂いて、また来年の元気なお出会いを願うばかりです。
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