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第7回「湖南三山巡りと甲賀忍者屋敷」
世話人(報告):國領朝輝(M36)
写真提供:山添栄造(M37)
開催日: 2011年5月10日(火) JR草津駅にAM9時30分集合         ※開催案内のチラシ⇒
場  所: 甲賀忍者屋敷」⇒岩根山「善水寺」⇒「レストラン潮」⇒「長寿寺」⇒タキイ「研究農場」⇒「北島酒造
参加者: 26名
内 容:今年も前日までの好天気が憎らしい曇り空のなか、第7回「ウォーキング&小旅行」同好会の行事が開催されました。今年は開催案内にも記載がありましたように「奈良」コースから、「湖南三山巡りと甲賀忍者屋敷 」コースへ変更して、立入さん(機械41年卒)にお世話になり、参加者一同JR草津駅に集合しました。
 本同好会は、同好会結成当初の参加者が10名前後とこじんまりした集まりでしたが、回を重ねる毎に参加してくださる方も増え続け、主催者には大変有難く今回は26名もの方に参加して頂くことができました。
 前面に「 彦機会様 」表示のあるマイクロバスを借り切ってJR草津駅を出発して、国道1号線をひた走ること約1時間で最初の目的地「甲賀忍者屋敷 」へ到着、早速お茶を頂きながら有力甲賀忍者「望月家 」のビデオ鑑賞をしました。続いて忍者屋敷名物おじいさんのユニークな案内で、屋敷内のいろいろな仕掛けを見てまわりました。忍者屋敷は初めての人も多く、テレビや映画の忍者とは異なった忍者世界に認識を新たにした人もおられたでしょう。
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甲賀忍者屋敷「望月家」でビデオ鑑賞
<甲賀忍者屋敷「望月家」でビデオ鑑賞>
忍者屋敷名物おじいさんのユニークな説明を聞く皆さん
<忍者屋敷名物おじいさんのユニークな説明を聞く皆さん>
仕掛けを熱心に説明する名物おじいさん
<仕掛けを熱心に説明する名物おじいさん>
参加者全員、甲賀忍者屋敷「望月家」の前で記念写真
*参加者全員、甲賀忍者屋敷「望月家」の前で記念写真>
 
 忍者屋敷前での集合写真の後は、湖南三山の代表格岩根山「善水寺」へ向かいました。お寺は低い山の中にあって、南北朝時代の国宝本堂に上がり寺僧の案内を聞くことが出来ました。 寺僧の説明は丁寧適格で、また参加者の中にもお寺に詳しい方もおられ熱心な質問もされていました。
 筆者の記憶では、その昔このお寺の庭に出る水を、京におられる天皇がご病気のおり献上したら、ご病気が回復したので良い水の出る寺「善水寺」の寺号を賜ったとのこと。本堂内の見学を終えた参加者はめいめいに今も残るこの水を飲んでいました。
湖南三山の代表格岩根山「善水寺」境内、本堂に向かう
<湖南三山の代表格岩根山「善水寺」境内、本堂に向かう>
南北朝時代の国宝本堂に上がり寺僧の案内を聞く皆さん
<南北朝時代の国宝本堂に上がり寺僧の案内を聞く皆さん>
 
 「善水寺」を出る頃から小雨も降って来て、予定の行程も遅れ気味であったため、磨崖不動明王(巨大な石仏)への立ち寄りをあきらめ、本日の昼食場所「レストラン潮」へ直行しました。レストランはモダンな建物でフラワーホールを借り切って、本同好会としては初めて椅子テーブルによる創作料理をいただきました。
 世話役から今回のイベントにご協力頂いた立入さんご夫妻へのお礼や、思いがけない発病でリハビリ中の杉本さんの近況紹介に続き、恒例の参加者全員による一口スピーチに入りました。初めて参加される方も4人おられ、趣味の話や健康づくり・野菜作りの話など和やかな時間が流れて、あっと言う間に約2時間が過ぎてしまいました。
立入ご夫妻のスピーチに耳を傾ける皆さん
<立入ご夫妻のスピーチに耳を傾ける皆さん>
内片ご夫妻のスピーチに耳を傾ける皆さん
<内片ご夫妻のスピーチに耳を傾ける皆さん>
一口スピーチする参加の皆さん
*一口スピーチする参加の皆さん>
「レストラン潮」での記念写真
*「レストラン潮」での記念写真>
 
 急いでバスに乗り込み次の訪問先「長寿寺」へ、小雨に洗われた美しい新緑のなかを本堂に上がり、お寺の案内を信者の女性(住職の奥さん?)から聞きました。
 この案内者の説明ぶりは時勢にまとを得た実に見事なもので、軽妙早口で聞いている者に気をそらさせない、吉本も顔負けと言ったところで強く印象に残りました。参拝が終わってからもバスまでお茶と飴を差し入れに来て、また訪れてみたい気持ちに充分させられました。
「長寿寺」の山門
<「長寿寺」の山門>
「長寿寺」の境内、正面が本堂
<「長寿寺」の境内、正面が本堂>
 
 続いて本日参加の皆さんが楽しみにしていた一つのタキイ「研究農場 」へ行きましたが、相変わらず小雨が止んでいないので広い農場を見て回るのにどうなるか心配でしたが、さすがタキイ種苗だけのことあって、雨の日のコースも準備されており一同広い教室のような部屋に案内されました。
 タキイ野菜の説明が載っているいろいろなパンフレットや、野菜づくりのガイドなどをもらって、ベテラン社員(OB)の方から四季の野菜作りについて説明を受けました。
 リタイヤ後、家庭菜園にも精を出している参加者の仲間から、熱心な質問も飛び出して説明者も野菜作りのポイントを伝授してくれていたようです。タキイ「研究農場」は広く、実際に農場を見て回るには最低半日程度の時間が必要であることが良く分かりました。
四季の野菜作りについて説明を聞く皆さん
<四季の野菜作りについて説明を聞く皆さん>
タキイ「研究農場」を終えてバスに乗り込む、右に創業者の銅像
<「研究農場」を終えてバスに乗り込む、右に創業者の銅像>
 
  予定の時間をかなりオーバーして最後の訪問先「北島酒造」へ到着し、二班に分かれてお酒の出来上がりまでの工程の説明を受けました。近頃は蔵元と言えど、自分のところでお米からお酒を作っているところが少なくなっているなか、ここ「北島酒造 」では伝統を守りつつ、新しい酒造方法に挑戦し、日本酒離れに歯止めを掛けるべく努力している様子が説明されていました。酒蔵での説明の後は左党の皆さんで新酒の試飲に挑んで、思い思いの味を確かめてお口に合ったお酒を求められていました。
「北島酒造」の正面外観
<「北島酒造」の正面外観>
「北島酒造」の日本酒の品々
<「北島酒造」の日本酒の品々>

  「北島酒造」の駐車場で、お世話になった立入夫人にお別れして(立入さんのお家は北島酒造から歩いて5分のところとか)、一路JR草津駅を目指し出発、途中で今回初めて参加された大継啓晴さんも途中下車され、30分遅れで無事にJR草津駅に到着しました。
 皆さんそれぞれ今日一日の労をねぎらい来年の再会を約束して帰路についていかれました。 皆様、お疲れ様でした。