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株式会社 オーケーエム  訪問記 (敬称略)
報告者:内片武治
日時: 2007年3月15日 午後1時00分〜3時30分
場所: 潟Iーケーエム 会議室
参加: 平田、西澤、山添、國領、松下、杉本、内片
会社概要
商  号 株式会社 オーケーエム バタフライバルブ
創  立 1902年1月(明治35年1月10日)
設  立 1962年6月(昭和37年6月1日)
資 本 金 45,400万円
所 在 地 本社・工場:滋賀県蒲生郡日野町大谷446-1
 ・海外工場:OKMバルブマレーシア、中国蘇州奥村閥門
 ・国内支店:東京支店、大阪支店
 ・営業所:名古屋営業所、広島営業所、福岡営業所
従 業 員 本社・工場:160名、マレーシア:34名、中国:80名、営業所(販社):20名
年  商 約 50億円
業務内容 一般汎用バルブ(ゴムシートバタフライバルブ、テフロンバタフライバルブ、ハイパフォーマンスバタフライバルブ、ナイフゲートバルブ、ネオピンチバルブ等)から先進の電子制御バルブの製造販売
 <特徴 5M(MORALE、MARK,MECHANICS,MARKET,MANAGEMENT)の基に、『お客様に喜ばれる商品創りを目指して』を基本に、独創的な発想であらゆる可能性に挑戦することを企業理念とされ、豊かな社会の創造に貢献できる企業に努められているバルブの専門メーカーである。
URL: http:/www.okm-net.co.jp/
会員(社長):奥村政信氏の紹介
奥村社長
<社長 奥村政信氏>
出身地 滋賀県蒲生郡蒲生町(現東近江市)
1956年3月(S31) 滋賀県立短期大学工業部機械学科 卒業
1956年4月(S31) 有)近江鋸製作所入社
(平成37年5月改名称渇恆コ製作所)
1962年4月(S37) 技術部長に就任
1968年4月(S43) 工場長に就任
1973年7月(S48) 専務取締役技術部長兼製造資材部長に就任
1988年9月(S63) 専務取締役生産本部長に就任
1991年3月(H3) 専務取締役に就任
(平成5年4月1日改名称潟Iーケーエム)
1994年6月(H6) 専務取締役兼、営業本部長に就任
2002年6月(H14) 代表取締役社長に就任
 明治35年(1902年) 創業以来100年、作業工具の製造から出発され、昭和27年より「バルブ」専門メーカーとして50年間、常にバルブ業界の先端をいく製品開発に取り組み、設計から製造までの一貫生産のもと高機能、高品質、高信頼性のあるバルブを提供されてこられました。 
 『お客様に満足をお届けする』ことを基本に、お客様に喜ばれる商品創りを目指し、5Mのもとで独創的な発想であらゆる可能性に挑戦することを企業理念とされ、会社をあげて取り組まれています。
 奥村社長のお話や、幹部の皆さんの言葉のはしばしから、古くから地場産業の一つでもある、「バルブ 」に特化し、連綿と受け継がれ堅実な企業努力、不断の革新、時流への柔軟な対応をされておられることを読み取ることが出来ました。
 また、展示されている多くの高機能バルブ商品群、一貫組立工場、開発研究所の機能の中に業界官民を問わず、又国内外から広く支持され年々業容を着実に拡大されてきた経緯を拝聴するにつけ、社内に浸透されている5M(企業理念)で、更なる飛躍が期待されると感じました。
5M(企業理念)とは
ORALE:旺盛な志気
全員が新しいOKMをつくるスタッフで、独創的な発想からの新製品づくり、情報収集、全員参加のQC大会など技術、製造、販売、サービスのスタッフが一体となって、よりよいシステム・製品づくりを推進する。
ARK:高い目標
より高品質なものづくりをめざし、生産システムの構築、ISO9001の認定取得による品質管理など品質の高精度化、納期短縮化を推進する。
ECHANICS:優れたテクノロジー
新製品開発によるデータ収集、製品信頼のバックボーンとなる厳しい全数検査等を行い、高信頼性の新製品開発を推進する。
ARKET:的確な市場ニーズの把握
産業、生活のさまざまな分野の市場ニーズを把握し、OKMを世界のブランドにするべく、販売やアフターサービス網などグローバルな営業戦略を進める。
ANAGEMENT:行き届いたマネージメント
社員ひとりひとりの発想が生かされるボトムアップ形式の情報ネットワークをマネージメントの基本とする。

奥村社長と参加の皆さん
<奥村社長と参加の皆さん>
潟Iーケーエム、看板
<潟Iーケーエム>

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潟Iーケーエム、正門の社名プレート
<潟Iーケーエム>
潟Iーケーエム本社、上空からの本社・工場
<潟Iーケーエム 本社>
奥村社長、村井取締役より会社概要の説明
<奥村社長、村井取締役より会社概要の説明>
奥村社長、村井取締役より会社概要の説明
<奥村社長、村井取締役より会社概要の説明>
参加の皆さん
<参加の皆さん>
参加の皆さん
<参加の皆さん>
工場概要の説明を受ける皆さん
<工場概要の説明を受ける皆さん>
工場概要の説明を受ける皆さん
<工場概要の説明を受ける皆さん>
展示室で商品の説明を受ける皆さん
<展示場で商品の説明を受ける皆さん>
商品のバタフライバルブ群
<商品のバタフライバルブ群>
<編集後記>
 我々「彦機会メンバー」による会社訪問は、鰹H田製作所・樺キ濱製作所様に続き、今回の「株式会社オーケーエム」様で3社目となりました。 
  各社、それぞれ歴史も業態も異なり、特徴ある事業展開を拝見し、貴重な見聞を体験させていただく事が出来ました。  秋田製作所様では、「地域に密着しつつ、世界の試作、開発センターを目指す」あるいは、長濱製作所様では「切削、部品加工の匠と超ウルトラ短納期生産を」と各社、企業発展への不断の努力と意欲を体感させられました。
  今回、株式会社オーケーエム様を、広々とした丘陵地にある、滋賀県日野町の本社工場を尋ねましたが、前述の2社とは異なり 創業100年、 バルブに特化され50年の企業発展の歩みと展望を伺い視野を広める事ができました。 
 今日、顧客から「高機能、高品質、短納期」に留まらず多様な用途から「新素材とのハイブリット、IT技術の導入等 」が要求され、独創的な発想であらゆる可能性に挑戦していかねば生きていけない厳しい状況下で、果敢に可能性に挑戦され、『お客様に喜ばれる商品創りを目指して』をモットーに、社会貢献の経営を実践されておられることも大変勉強になり、感心もいたしました。
 最後になりましたが、奥村社長には、いろいろとお心遣いをいただいたことを厚くお礼申し上げますと共に、今後ますます御社のご発展を心からお祈りいたします。(内片、山添記)