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株式会社 石垣  訪問記 (敬称略)
報告者:内片武治
日時: 2007年8月7日 午前11時00分〜3時00分
場所: 叶ホ垣 坂出工場会議室
参加: 都築先生、卯田、山添、國領、松下、山中、中川、安田、立入、内片
会社概要
商  号 株式会社 石垣
主な沿革 1958年4月(昭和33年4月)  石垣製作所として創業
1960年4月(昭和35年4月)  石垣機工株式会社に改組
1996年10月(平成8年10月)  叶ホ垣に改称、現在に至る
資 本 金 5億1千万円
所 在 地
本社:東京都中央区京橋1-1-1(八重洲ダイビル)
坂出工場:香川県坂出市江尻町483-16  坂出造船工場:坂出市林田町4265-25
支店:北海道・東北・名古屋・北陸・大阪・中国・四国・九州支店
従 業 員 本社・工場:約362名(グループ全体合計:485名)
年  商 約 182億円(2007/6期)
主な取引先 諸官庁自治体、化学工場、プラントメーカー等
業務内容 @ろ過機、分離機、ポンプ等の開発・製造販売、A上下水道プラント、ポンプ設備設計施工、B 船舶用推進機ウオータジェットの開発・製造販売 
 <特徴 創業以来、各界に注目される独創的なろ過機・分離機・ポンプ・推進機などの開発・生産を行ない、官公庁をはじめ、主要企業を取引先とし製造販売をしている機械メーカーである。
 特に汚泥処理プラントの分野では、国内トップクラスのシェアを誇り各地の浄水道や工場で排水処理設備として活躍している。
 また、ろ過機・分離機・ポンプは、食品・医療・鉄鋼・鉱業・非鉄金属・電子工業などさまざまな生産分野で活躍している。 これらの製品を組み合わせた技術は、清流復活・廃棄物の有効利用・省エネシステムなどとして地球保全に貢献している。
URL: http://www.ishigaki.co.jp/
主な認証取得 1996/8:「ISO9001」、2001/7:「ISO14001」の取得
関係会社 石垣メンテナンス株式会社、アイネットデバイス株式会社、石垣環境機械(蘇州)有限公司、石垣環境機械(上海)貿易有限公司、石垣ヨーロッパ有限責任会社(ドイツ)、石垣オセアニア有限会社(オーストラリア)
会員(相談役):石垣 榮一氏の紹介
相談役 石垣榮一氏
<相談役 石垣榮一氏>
出身地 香川県坂出市
1947年3月(S22) 彦根工業専門学校 機械科卒業
1958年4月(S33) 石垣製作所設立 代表取締役社長
1960年4月(S35) 石垣機工株式会社改組 代表取締役社長
1973年10月(S48) 石垣メンテナンス株式会社設立 代表取締役社長
1996年10月(H8) 株式会社 石垣に改称 代表取締役社長
1998年9月(H10) 株式会社 石垣 代表取締役相談役
石垣メンテナンス株式会社 代表取締役相談役
 創業以来持ち続けてきた、『信頼に技術で応える』という開発姿勢の元に開発製造・販売を行ない、上下水道や汚泥処理などのプラント施設のライフラインを支える技術として、多くの分野に活かされています。
 また、河川や噴水・水族館などの水処理技術として、各種施設に必要不可欠なポンプ技術も、人々の暮らしを支えてきました。 また、水そのものを自然に戻す技術はもちろんですが、省エネルギー・省資源・省力化への取り組みも水環境、そして地球環境にも大きく貢献する技術と考えています。
 今後の展開として、『水』に関わる事業を中心に展開をするとともに、グローバルな視点で中国を拠点としたアジア圏を中心に世界展開を図っていきたいと考えています。

石垣相談役と参加の皆さん
<石垣相談役と参加の皆さん>
工場事務所会議室にて、概要説明を受ける
<工場事務所会議室にて>
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工場事務所ロビーに設置の羽根車
<工場事務所ロビーに設置の羽根車>
大村工場長から概要説明を受ける
<大村工場長から概要説明を受ける>
大村工場長の案内で工場見学
<大村工場長の案内で工場見学>
大村工場長の案内で工場見学
<大村工場長の案内で工場見学>
大口径のポンプの前で都築先生と一緒に
<大口径のポンプの前で都築先生と一緒>
昼食後、相談役から全般に亘っての説明を受ける
<昼食後、相談役から全般に亘っての説明を受ける>
造船工場会議室で概要説明を受ける
<造船工場会議室で概要説明を受ける>
高速業務艇からの造船工場全景
<高速業務艇からの造船工場全景>
高速業務艇(ウォータジェット船内機搭載)に乗船
高速業務艇(ウォータジェット船内機搭載)に乗船
高速業務艇で参加した皆さん、バックは瀬戸大橋
<高速業務艇で参加した皆さん>
<編集後記>
 我々「彦機会メンバー」による会社訪問は、鰹H田製作所・樺キ濱製作所様、株式会社オーケーエム様、今回は、「叶ホ垣」様で4社目となりました。 
  今回、従来の訪問先とは異なった企業理念と事業展開がなされ、「人=地球と水」との不可分な係りに特化され、改めてその活動範囲の広さと重要性を再認識し、見聞をひろげると共に感動しました。
 「Ever Onward」=限りなき前進の社是と共に、企業一体となり企業活動を展開されている姿が、「ISO 9001」国際品質保証規格及び「ISO 14001」国際環境規格の認証取得や、特許300件、実用新案105件等の開発技術力の高さからもうかがうことが出来ました。
 また、開発・商品化をされた「IDF型ダイレクトフィルター」(真空ろ過機)では科学技術庁長官賞・発明協会会長賞をはじめ、多くの商品に対して種々受賞をされてこられました。 今年6月には「高効率型圧入式スクリュープレス脱水機」が、社団日本産業機械工業会より平成18年度「第33回優秀環境装置」の表彰にて「日本産業機械工業会会長賞を受賞されるなど環境保全に極めて有効な優秀装置として高く評価され、グローバルな事業展開を不動のものとされておられました。
 坂出第一、二工場見学では、今まで見たことのないろ過機・脱水機や大口径のポンプなどの製造工程、その原理や使われ方などいろいろと見聞をひろめることが出来ました。
 また、高速業務艇(ウオータージェット船内機搭載)で、瀬戸大橋をくぐり瀬戸内海の約1時間の遊覧、最後に50ノット(約93Km)でのスピード感はすごいなぁ〜と実感しました。 参加しました全員、大変有意義な会社訪問であったと、感謝しております。
 最後になりましたが、石垣相談役をはじめ工場の皆さんには、いろいろとお心遣いをいただいたことを厚くお礼申し上げますと共に、今後ますます御社のご発展を心からお祈りいたします。(内片、山添記)