世話役:長谷正勝(S40C) 補佐・HP作成:国領朝輝(S36M)
◆ 開催日:2024年4月22日(月)10.30~16.30
◆ コース:JR近江八幡駅→〈バス〉→長命寺→〈渡船〉→沖島(昼食・散策) →〈渡船〉→長命寺→ 〈バス〉 →JR近江八幡駅解散
◆ 参加者:11名(男性6名、女性5名)
杉本(彦機会初代会長)、松下、長谷、若林、立入(学友会初代会長)、国領さんの各夫妻(杉本さんの奥さんは、持病発症によりお独り参加)
◆ 内 容:
前日までの雨も上がり、暑くも寒くもない好条件のもと、「ウォーキング&小旅行(家族会)」が開催されました。沖島へ渡るには、堀切港より定期船を利用するコースが一般的であるも、JR近江八幡駅から堀切港までは足の便が極端に悪く、今回は比較的回数の多い長命寺行バスを利用した。長命寺港からは貸切船をチャーターして、沖島へわたりました。
沖島は「ウォーキング&小旅行」同好会が、2005.5に初めて「第1回目の沖島日帰りツアー」開催したところで、あれから約20年島は全く何も変わっておらず、むしろ昭和20年代の心に郷愁を覚える風景が漂っていました。
お食事処も約20年前に利用した「湖上荘」で、湖魚を中心の美味しい料理を頂きました。この日は特別に、琵琶湖で1番美味しいと言われる、高価な沖島の鮒ずし大皿2枚がふるまわれ、この珍味に一同感激して頂きました。
食事中の懇談も高齢者特有の、薬に病気の話ばかりではなく、過去に出かけた「ウォーキング&小旅行」同好会の思い出話や、彦機会や学友会創設時の苦労話など楽しい話が多く、語り合う皆さんの笑顔がとても印象に残る楽しいひと時でした。
「湖上荘」の女将が料理を運びながらする話も珍しく楽しく、沖島は時間の流れが止まっていて、島の環境は何年たっても変わらず、老人ばかりの島になっているとのこと。ただ老人たちは皆さん知り合いで、島全体でコミュニティーをつくり、大きな老人施設の中にいるようなものだとか。この島の小学校の生徒は特別な扱いが認められ、本当の島の子は3人で、他は先生と共に毎日船で通ってくる生徒9人、合わせて12人とのこと。
食事を終えて、島の散策に出かけると、道は狭く迷路のようになっていて、家の軒と軒が繋がり道を歩いていても、家の中の廊下を進んでいるような気分になりました。
道に迷いながら来たとき船頭さんに教えてもらった、ソフトクリーム屋さんを探して、初めて島の裏(琵琶湖側)に来てみると、はるか比良山系が望める絶景ポイントに出ました。さぞ夕焼け時は素晴らしいものと想像できます。
再び沖島港に戻り、皆さんお土産をちょっぴり買い込んで、来た時と同じ「第二善通丸」に乗り長命寺港へ。船から離れ行く沖島を眺めながら、今日いろいろ聞いた島の話を思い起こすと、昔は島の人口は800人ほどもあったが、今は200人ほどになっていると、これは遥か先の日本の縮図のような気分にもなりました。
長命寺港に上がって、再びバスでJR近江八幡駅へ、高齢の皆さんは一寸疲れも出たが、暖かく和やかな一日を過ごすことが出来ました。
これからも日ごろ体調管理に気をつけて、今日のような楽しい一日が過ごせるよう、祈りつつ解散しました。お疲れ様でした。