■ 会社概要 |
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商 号 |
森精機器株式会社 http://www.moriseikiki.co.jp/ |
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主な沿革 |
・1977年(昭和52年11月)PCグリップ開発により小川工場にて創業
・1980年(昭和55年04月)PCグリップ増産のため清水工場新設
・1981年(昭和56年04月)精密機器パーツ製造のため吾北工場新設
・1983年(昭和58年04月)電子機器パーツ製造のため吾北工場増設
・1986年(昭和61年04月)PCグリップ、各種パーツ増産のため須崎工場新設
・1996年(平成08年08月)須崎工場を拡張増設
・1999年(平成11年06月)高知事業本部を現在地へ新築移転
・2003年(平成15年06月)池川工場新設
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資 本 金 |
2,000万円 |
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所 在 地 |
本社―高知県吾川郡いの町小川樅ノ木山668番地(森脇社長が生まれた町)
高知事業本部《本社業務》高知県高知市相生町7-12
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工 場 |
・須崎工場―高知県須崎市上分丙1857-7
・吾北工場―高知県吾川郡いの町下八川丁3770
・池川工場―高知県吾川郡仁淀川町竹ノ谷3199-1
敷地延面積―24,137m2、工場建物延面積―7,389m2
現在は高知駅前の本社業務を行なっている高知事業本部と、須崎・吾北・池川の3工場体制で運営されている。
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従 業 員 |
65名 |
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年 商 |
直近 7億3千万円 |
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主な製品 |
A:PCストランド用緊張金具
PC(Prestressed Concrete)に予応力を与えるためワイヤストランドに張力を与えるが、この張力を与えるためにワイヤストランドを把持する金具で、内面に特殊な刃を持つ2分割又は3分割のクサビ式止め金具のセットでワイヤ端部を把持するものである。 |
<ワイヤストランドを把持する金具(PCクリップ)> |
<受け金具とセットでワイヤを固定する> |
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地盤、橋梁、建築物の補強や構築に使用される器具である。
【当日の帰途、高知道馬立SAで見た法面の補強(アースアンカー工法)も用途の一例である。】
<地すべり防止・擁壁の安定化の略図> |
<突起の内部に使われている> |
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<加工品の一例> |
B:金属加工切削全般
顧客から要求される各種部品の切削加工、コスト要求のシビヤーな量産品ではなく、不定期・一品からの試作品的な部品の加工全般。 |
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内容及び所見
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須崎工場で加工されている、PCストランド用緊張金具及び、単品部品の製造工程を見学しました。
単品部品は、実際見せていただいたものは、ロットは1個から、多いものでも8個とか、10個以内でした。素材は炭素鋼(SCM,SK材など全般)、アルミ系、ステンレス系などいずれの材質にも対応出来るとのことでした。
機械設備はマシニングセンタ・NC旋盤・NCはフライス盤・NC中グリ盤などが配置され、一部汎用機も見られました。 また、検査設備にミツトヨの三次元測定器が導入されていました。
工場内は、整理・整頓・清掃が行き届いており、精度の高い加工の実現に繋がっているとの感想を持ちました。
作業されている従業員の方々も、服装もきちっとされ、真面目な作業態度で好印象をもって見学できました。 |
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質疑応答 |
森脇社長に対応して頂いた質疑応答(Q&A)の概要 ⇒ |