<31Mクラス会の皆さんと教授、学友会代表者> |
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毎年楽しい同窓会を開催しており、今回は常連の友の欠席や48年ぶりの仲間との再会もありましたが、一同元気にJR彦根駅に集合しました。先ずは「彦根城お堀巡り」の屋形舟に乗って国宝彦根城を眺めながら、しばし学生の頃に思いを馳せたものです。
10日の夜は「かんぽの宿彦根」で懇親会を開き、1年ぶりにお互いの健康を称えあい、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
翌11日は、クラス会としては初めて滋賀県立大学を訪ね、工学部の学生や先生方並びに同窓会(工学部学友会)代表者の出迎えの歓迎を受け、卒業後初めて大学を訪問する人も多く、母校の変容に大いに感激したものです。
大学に到着すると直ぐに工学部の学生の準備で記念撮影をしてもらい、この写真は大学見学後の総括の席で全員に配布して貰うと言う素晴らしい心配りでした。
大学の見学は、交流センター研修室入り口に「滋賀県立短期大学S31年卒業 学友会会員御見学会」の掲示のある部屋で、工学部を代表して山根評議委員(工学部選出)の歓迎のご挨拶ではじまり、安田教授の17頁に及ぶ説明用冊子とプロジェクターにより、滋賀県立大学の概要および同工学部についての説明を受けました。
見学は工学部を中心に交流センターを出て、先ず「実習工場」に入り小川先生からパネルで実習設備の紹介や実習課程の内容について説明を聞き、短期大学当時の実習教室との違いを新たに感じたものです。
実習工場の次は地域の企業と共同研究などを行っている、「地域産学連携センター」の建物に入って、センターの概要説明を受け、施設を見学しました。
続いて「機械システム工学科」では、メカトロニクス分野研究内容について学生よりパネルを使った説明を受け、取り組み中の身障者ようロボットの操縦を見せて貰い、その操縦について見学者から、体験にまつわる質問が説明中の学生へ出るなど、実りのある見学となりました。
システム工学科の研究棟を出て、エレベーターで3階に上り「設計演習室」で沢山のCADを前に田邉先生より、設計実習課程の説明や機器の紹介を受けました、演習室を出たところでしばし休憩をはさみ、健脚者は階段でそうで無いものは元のエレベーターで下におりました。
見学の最後は建築中の国際交流センターと同窓会館の建物を見ながら、掲示中のパネルをつかって、施設の概要についての説明がありました。
約1時間の見学を終えて元の交流センター研修室に戻ってから、見学の総括を行いクラスの仲間から活発な質問や意見が出ていましたが、予定時間が過ぎたのでこの大変有意義な見学会を終了しました。
S31年卒と言うロートル先輩の県立大学見学に際し、大学到着時から交流センターでの歓迎・説明会はもとより、大学構内見学中も絶えず数名の学生が付き添ってくれて、大変有難くまた後輩学生を頼もしくも思ったものです。
思えば彦根工業会当時の同窓会では、予想だに出来なかった、滋賀県立短期大学の卒業生(同窓会)が滋賀県立大学工学部(先生・事務方・学生)に心のこもった対応を頂き、また昨年11月に発足しました湖風会「工学部学友会」も、短大・県大を問わず卒業生と大学の先生方と現役学生とを結びつける、新しい同窓会活動の形が出来つつあることを実感したものです。
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