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第8回「世界遺産『東大寺』と名勝『依水園』」
報告(世話人):國領朝輝(M36)
写真提供:山添栄造(M37)
開催日: 2012年5月10日(木)奈良近鉄駅タクシー乗場AM9時40分集合  ※開催案内のチラシ⇒
コース: 近鉄奈良⇒(タクシー)⇒二月堂 (西国札所)~手向山八幡宮~法華堂 (三月堂 )~鐘楼(大鐘) ~南大門~東寺ミュージアム~仏殿~戒壇堂~依水園 {昼食・懇談、庭園散策}~県庁 屋上~興福寺(解散)
参加者: 23名
内 容:「彦機会」から「工学部学友会」に引き継がれて、初めての「ウォーキング&小旅行」同好会は、当初より通算8回目の実施となました。 例年雨天に悩まされている本同好会の開催日として、今年は珍しく好天に恵まれ大変楽しく・有意義な一日を送ることが出来ました。 今回初めて滋賀県外へと足をのばし古都奈良を訪ね、安田さん(機械S39卒)のお世話で「世界遺産『東大寺』と名勝『依水園』」を巡りました。
 予定をしておりました、杉本さんご夫妻には参加頂けませんでしたが、初めて参加された方が7名もおられて総勢23名(内女性9名)に、ご案内頂いた安田さんの名調子で会を盛り上げて頂き、おおいに盛り上がり・感激しました。
  当日は暑くも寒くもない、絶好の五月晴れの中、AM9時40分近鉄奈良駅に集合のうえ、4~5名ずつに分散してタクシーで毎年早春に‘お水とり’で賑わう二月堂下へ移動、ここから安田さんにより世界遺産「東大寺」にまつわる寺院の二月堂、三月堂へと案内を進めていただきました。
左、二月堂から奈良市内を眺望する皆さん、二月堂、二月堂の参拝を終えて階段を降りる皆さん
<左、二月堂から奈良市内を眺望する皆さん、二月堂、二月堂の参拝を終えて階段を降りる皆さん>
 三月堂(法華堂)は現在修理事業のため拝観停止となっていて、中には入ることは出来ませんでした。次の「手向山八幡宮」は境内に続くお寺の中にお宮さんとは…の感じも否めませんが、神仏習合は明治維新以前の日本では広く国民の間で浸透していたとの事です。 お宮さんにお参りした後は再び三月堂前から、東大寺の鐘楼(大鐘)へと進み、釣鐘とそれを釣っている鐘楼の大きさには圧倒されたものです。
左、安田さんの説明を熱心に聞く皆さん、手向山八幡宮に参拝を終えた皆さん、鐘楼の前で説明を聞く皆さん
<左、安田さんの説明を熱心に聞く皆さん、手向山八幡宮に参拝を終えた皆さん、鐘楼の前で説明を聞く皆さん>
左、安田さんから鐘楼の前で説明を聞く皆さん、大鐘(鐘楼)を見上げる皆さん(中央・右)
<左、安田さんから鐘楼の前で説明を聞く皆さん、大鐘(鐘楼)を見上げる皆さん(中央・右)>
 一行は鐘楼を出て、東大寺回廊の外側を歩き、鏡池から南大門へと進みました。  我が国最大の山門は21mにも及ぶ大円柱18本で二層の屋根を支え、門内に安置されている仁王像も改めてその迫力には驚いたものです。
 南大門より少し東大寺側に入ったところに、落ち着いた和風建物「 東大寺ミュージアム 」があり、東大寺が所蔵する国宝や重要文化財を、全国の仏像愛好家に一般公開するため、昨年10月にオープンしたとのこと、厳粛で静かな館内を見て歩き、皆さんもひと時仏像文化の余韻に浸りました。 
左から和風建物の「東大寺ミュージアム」、仏像の展示、仏像
<左から和風建物の「東大寺ミュージアム」、仏像の展示、仏像>
  「東大寺ミュージアム」から大仏殿は直ぐ近くで、鹿と戯れながら進み中門前で参加者全員の集合写真を撮りました。 
東大寺前付近での皆さん
<東大寺前付近での皆さん>
東大寺中門前での記念写真
<東大寺中門前での記念写真>
※画像クリックで拡大表示します。
 大仏殿は自由に拝観して、他の観光客にも混じって殿内を散策しました。 大仏殿は二度の兵火に焼け落ち現在の建物は江戸時代の再建とか、創建当初と規模の比較が出来る模型が、大仏の裏側に展示されていて、創建当初の建物は現在の建物よりはるかに大きかったことがよく分かります。
左から東大寺、大仏、東大寺に向かう皆さん
<左から東大寺(大仏殿)、大仏、東大寺に向かう皆さん>
 大仏殿を出た一行は再び回廊の外側を進み、大仏殿を建立した折に設計図を元に、沢山の大工や人夫の作業を指図した場所と言われる、「指図堂」の前で、安田さんの説明を聞きました。  「指図堂」からわずか行ったところに最後の拝観所「戒壇院」で、受戒の行われたところです。僧侶として守るべき事を確かに履行する旨を、仏前に誓う最も厳粛な儀式が行われた場所で、院内で担当僧侶の説明を聞いて、堂内四隅に屹立する四天王を巡り外へ出ました。
左から最後の拝観所「戒壇院」へ向かう皆さん、「戒壇院」の正面、「依水園」の入口
<左から最後の拝観所「戒壇院」へ向かう皆さん、「戒壇院」の正面、「依水園」の入口>
 二月堂を皮切りに見て歩くこと約 3時間、お昼を過ぎて空腹も限界に差し掛かった時に、やっと安田さんお薦めの本日の食事処「依水園」にたどりつくことが出来ました。  「依水園」は、東大寺などの世界遺産に囲まれる中で、名勝指定の日本庭園で心を癒し、美術館で文化に触れ、食事処で空腹を満たせる、素晴らしいところでした。
 お食事は「依水園」ご自慢の「うなとろ御膳」で、下見時には少しもの足りないのではと気にもしたのですが、実物はボリュームもありとても満足出来る美味しい料理でした。
「依水園」での昼食・懇親会(左上、「うなとろ御膳」)
<「依水園」での昼食・懇親会(左上、「うなとろ御膳」)>
 大先輩奥村(機械S32卒)さんの乾杯音頭で、お待ちかねの食事が始まり、今回初参加者も多く、食事後恒例の参加者全員による一口スピーチを予定していましたが、時間の制約で簡単な自己紹介で勘弁して頂きました。
 食事後はつつじや菖蒲の花々にと新緑が美しく、東大寺南大門や若草山を借景に取り入れた日本庭園で、再び集合写真を撮り、めいめい散策と美術館の鑑賞を楽しみました。
「依水園」の庭園(後園)での記念写真
<「依水園」の庭園(後園)での記念写真>
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「依水園」の庭園(前庭・後園)
<「依水園」の庭園(前園・後園)>
 「依水園」を後にした一行は奈良の隠れスポット奈良県庁の屋上へ、屋上からは若草山や東大寺はじめ古都奈良の街々を360度の大パノラマで見る事が出来ました。ここで本日安田さん名調子による案内で、納めの説明を聞きました。
  帰りは興福寺の五重の塔前で、全員今日一日のウォーキングの労をねぎらいつつ、また来年5月10日の再会を約し、今年の行事を締切りました。来年の「ウォーキング&小旅行」同好会は、再び滋賀に戻り湖北方面へ‘奥びわこ’を訪ねたいと思っていますので、お楽しみにしておいて下さい。 来年もお元気でご参加をお待ちしています。
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